YAMAHA LL-55D ネック微調整

前回、ナット作製&サドル調整して弦高も12Fで2.0mmと低すぎるくらいの設定になって
いましたこのLL55Dですが、ここにきてさらにネックが逆反り方向に動きました。

逆ソリ方向に動くと弦高は低くなりますがビビリが発生します。
ヘッド方向からネックを見ると6弦側は微順ソリでOKなんですが、
1弦側はほぼストレートか逆ソリです。なるほど1、2弦の1~4フレでビビリが出るはずです。

そこでいつものロッド調整です。
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このモデルはヘッド側にレンチ口があるので(現LLシリーズはサウンドホール内)
そこからの調整になります。これくらいなら75°くらいですの緩める方向に回します。

僕の場合は3弦と4弦だけ緩めます。
と言うのは全部緩めるとどれだけ戻ったのか分からないからです。
一回一回チューニングして確かめるよりはこの方が明らかに早いからです。

今回も、12F上で6弦が2.0mmから2.3mmに1弦が1.2mmから1.6mmになりました。

チューニングしてビビリが解消ほぼされました。
うまく調整できたようです!!

このYAMAHA LL55Dは昔のフォークソングのギターの音がします。
特に松山千春、長渕剛、さだまさし、等YAMAHAのL、LL系を使っていたアーティストが
弾いていた音がそのまま出ます。このハカランダのキンキンの音、僕は大好きです。
LL55Dのローズウッドのものも持っていましたが、全くの別物です。
そして現LL86も全くの別物です。音の傾向が全く違います。

YAMAHA L31の系統を組むL53,後で出来たL55、LL53,LL55
当然全て最初は全部3Pのハカランダ単板でした。
これらの音はまさに70年代後半から80年代前半のLPから聞こえてくるあのキンキンの
音です。

1990年代になってLL55DもLL55D-RとLL55D-BRに分かれました。
ローズがバックのものは音がやや柔らかいです。キンキンではないです。
今のLL66,LL86も同じ系統で柔らかいマーチン系の音と思っています。

おそらくは旧L,LLハカものはテリー中本さんの代名詞でそれからの脱却を図ったと思うのです。
それほどに音の質が変わってしまいました。
これは僕がYAMAHA40周年の展示場に行ってたくさん弾かせてもらった僕の感想です。
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