ギターは誰でも知っているように、弦の震えが空気を振動させて音を出しています。
そして、その弦とギター本体が接している点が2つあります。
それが、ナットとサドルです!ナットはネックの先端にあり、サドルはブリッジにあります。

もちろんサウンドホール上で震えた弦がアコースティックギターの中の空気を震わして音を出すのですが
その他にもサドルを直接震わせてその音がブリッジに届き、その下にあるブレージングでギターのTOP板を
震わせていることも忘れてはならない。

通常のギターはその大事なサドルが溝に埋め込んであって取り外し可能です。
そして幅が1~6弦の幅よりちょっと大きいだけだ。
ところがロングサドルは通常はビルッジに接着されていて取り外せないようになっている。
しかしながら、通常のサドルに比べると幅が広く、ブリッジをグイと掴んでいるように見えるのです。

a0083903_17101483.jpg
a0083903_1710252.jpg


MARTINでは1960年代にロングサドルから短いサドルに変更されました。
私の1967年のD-28は既に短いほうのサドルであります。

上の写真の1枚目は1949年のMARTIN O-18で下の写真は1996年のMARTIN D-45 CFM DX BRです。
O-18は当然、最初から全部ロングサドルと言うことになります。
D-45は1938年のD-45の復刻版と言うことでロングサドルにしてあるのです。

MARTINでは、このように現在でも復刻版仕様のギターにはロングサドルが最初から付いています。
一度、このロングサドルのギターを体験されてみてはいかがでしょうか??
なかなか味わい深いですよ!
[PR]
a0083903_9135492.jpg


さて、LL-55Dですがメンテ後一週間経っての感想です。
弦高は当初の希望通り12F上で2.5mmをキープしています。
1~5Fの演奏性も非常に高く、本当に弾きやすくなりました。弦がおそらくヤマハのカスタムタイトゲージを
張っていると思うのですが、僕にとってちょっと太い感じがします!
僕はいつもエリクサーのカスタムライトか、Exライトなので音の響きも違うのかもしれません。

それと、前記のようにナットとサドルを換えて、ネック&塗装も触っていますのでやはり音がかなり
硬くなっています。この辺はまだまだ時間がかかりそうです。


このギターと同じ傾向の音がなるMorris M151というギターがあるのですが、コイツはまた夢のような
音が鳴ります!高音はキンキンで低音はMartinのように深いです。

そして更にその上にあるのがやはりMartin D-45 CFM-Dxです。
購入して約3年で最近はバカ鳴りしてきました!やっと本領を発揮です!!
このギターの低音は普通ではないです。深いし甘いです!今度、音をアップできたらと思います!
[PR]
先日、まだLL-55Dのメンテが終わらないと書いた瞬間に、なんと電話があり「出来上がったので
取りに来てほしい」と言う事になりました!!

修理金額は見積もり通りの金額でした。
a0083903_103914.jpg


期間的には、最初は1か月程度と言っていたのですが、実際は11月中旬に持って行き2月1日に
完成の電話がありましたので実質的に2ヶ月半かかったということになります。

まぁ、生まれ故郷のYAMAHA工房で年越しが出来てLL-55Dも嬉しかったに違いないと思うのです!

さて、今回のメインのフレットの全交換は47250円です。
ちなみにこの金額は決して高くない金額です!うちの近くのギター工房に聞くと50000円と言っていましたし
もう一つのお店も50000円と言っていたので逆にちょっと安い部類に入ります。

一般的にフレット交換金額は指板の装飾に左右されると思います。
ツリーオブライフのようなフレットにまたがってインレイがある場合は70000円以上と考えたほうがいいでしょう。

さて、YAMAHA工房でYAMAHAの純正フレットに打ち換えられてピカピカになりました!
1996年から14年経ってフレットがまっさらです!
a0083903_1032163.jpg



それと、次にネック&塗装等の全体調整ですが、26250円と言う金額になりました!
当然サドルとナットを作り変える訳ですがその金額は3150円です!今回はこの3150円の中に
ピックガードの張り替え料金も入っているのでメチャクチャ安いと思いませんか?

通常ナット1つ作るのが3000円くらいしますのでYAMAHAの金額は納得できる金額だと思います!

長年の使用により6弦側が順ゾりになる「軽微なネジレ」が発生していたので、フレット交換と同時に
ネックも完璧に調整してもらいました。6弦12フレット上で2.5mmになるように注文しましたが
全く2.5mmに仕上がっており演奏性は抜群です。

ネックのネジレも完璧に治っておりさすがYAMAHAのカスタム工房の仕事だと思いました。

塗装の調整ですが、おそらく全体的にコンパウンドをかけた程度だと思いますが、全体的に一皮むけたように
ピカピカになっています!塗装の処理は難しくそのまま音質の変化につながりますのでその辺は
カスタム工房にお任せいたしました。何しろヤマハカスタムギターを作っている工房なので、その辺は
間違いないと思いました!

a0083903_10412998.jpg


今回の修理&メンテの総額は76650円です。
今、新品でYAMAHAのハカランダを買おうと思えば選択はLL-86かオーダーメイドしかありません。
どちらにしても150万円前後になるかと思います。

僕のLL-55DもTOP最高級えぞ松単板、BACK最高級ハカランダ単板と言う事で今作れば同じような
金額になると思います・・・・。80000円ほどのメンテは仕方ないですね!

最後に・・・・、
弾いてみてやっぱり、音質はそれほど変わっていません!
このLL-55Dは70年代~80年代のフォークのLPから聴こえて来たグターの音色そのものの音が鳴ります。
今回のメンテでさらに長く使って行こうと決心いたしました!!

う~ん、LL-55D・・・・・・、やっぱりいいなぁ~~!
YAMAHAのカスタムギターをお持ちの方!!是非思い切ってYAMAHAカスタム工房にメンテの出してみませんか!!
[PR]
昨年11月にメンテを含め、フレット全交換、ナット・サドルの作成を含むネック調整、および塗装チェックに
だしたYAMAHA LL-55Dですが、あれから2か月、なんの連絡もありません・・・・。

ひょっとして、どこか工房の隅に忘れられているのではないかと心配になります!
しかし、実際にコイツがつくられたYAMAHAに預けているのだから安心はしています!

おそらく、もう近いうちに戻ってくると思います!
また、戻ってきましたら詳細をUP致しますね!

a0083903_958294.jpg

[PR]
先日、ギターを2本委託販売に出したと書きましたが、ショップの方から連絡があり
無事売れたので代金を振り込むとのこと!


本日入金されてきました!!

新しいご主人様のところで元気に暮らすのだよ!!

a0083903_1715157.jpg


でも気分的にはちょっと寂しいですね~~
[PR]
先の記事にLL-55Dをメンテに出すと書きました。

BLOGを書いてまもなくヤマハの直営店にギターを持って行きました。

ゼク   「このギターをちょっとメンテに出したいんですが。フレットを換えてネック調整と
      各種点検をお願いします」

定員   「これはカスタムケースですね!中をどんなギターですか?」


とケースを開けるとLL-55Dが!!
すると横にいた店長らしき人が寄ってきて、

店長風 「うわぁ~、これは凄い!カスタム中のカスタムですね!しかもハカランダ!
      パっとみると大事に使っているのがわかります!」

と意外にこの手のカスタムギターをメンテに出す人は少ないのがわかりました。


結局、その直営店から浜松のヤマハギターカスタム専用の工場に送られます。
そして見積もりが出るのに約2週間かかりました。

参考までに

フレット交換(フレット材含む)     47250円
ネック&塗装等の全体調整      26250円
部品代金(弦・ナット・サドル・PG)   3150円

今回はピックガードの交換もお願いしました。ネック調整時にやはりサドルとナットを交換するようです。

合計76650円は思ったより安い!
見積もりだけなら2100円でOKです!そしてこのまま修理・メンテするなら76650円と言うことです!


カスタム工房が結構混んでいるらしいのでおそらく来年の出来上がりになるでしょうが、
非常に楽しみです!そしてこのギターをずっと使い続けます!
[PR]
a0083903_211997.jpg

YAMAHA LL-55Dをついにメンテに出します。
今回はYAMAHAのカスタム工房へ出します!
フレットの全交換、塗装のチェック、ネック調整、ナット・サドル作成等を予定しています。
a0083903_2118537.jpg


a0083903_21225723.jpg
a0083903_212398.jpg


納期は約1~2ヶ月です!ビカビカになって戻ってきますように!
[PR]
大事に持っていたギターを2本ばかり委託に出しました・・・・。

上手く取引できて新しいご主人様に大事に弾いてもらえることを祈ります!!

a0083903_944456.jpg


しかし残るもまだ9本あります。
最終的には4~5本で十分かもしれません。
[PR]
a0083903_22591219.jpg

a0083903_22592122.jpg
a0083903_22593043.jpg
a0083903_2259379.jpg
a0083903_22594548.jpg


コイツは本当に素晴らしい!

見てもよし、弾いてもよし、聴いてもよし!

あの時、無理をして買ってよかったです。
[PR]
今日はYAMAHA LL-55Dのネックを調整した。
とは言ってもロッドをちょっと回して順ゾリを直しただけですが・・・・。

ヘッド側からネックを見ると1弦側がやや順ゾリで6弦側が1~5フレットくらいがちょっとソッていた。
僕はいつもロッドを回すときは3弦と4弦の2本だけを緩めてやります。
6本全部緩めるとネック自体が逆ゾリ側に動いて調整後に確認しにくいからです。

12フレット上の弦高が3.1mmから2.5mmになりました。
ヘッド側から1弦側のネックを見るとほぼストレートになっている。
こうなると気になるのはビビリだ!う~~ん、やはり1弦の3~5弦でややビビっている。
まぁ、仕方ない、これくらいなら許容範囲だと思う!!



このYAMAHA LL-55Dというギターは今のYAMAHAのカタログには載っていない。
たしか2004年にLL-55DはLL-86というモデルに変わったはずである。
とは言っても完全に同じスペックではありません。

簡単に言うとLL-55Dは元々L-55Dでした。トップ:最高級えぞ松単板でサイドバックが最高級ハカランダ単板でありました。
そこから1984~5年?くらいにLL-55Dとなりました。
それまではえぞ松+ハカランダという組み合わせでしたが、ハカランダが減ってきたことから、
1996年くらいからLL-55DRとLL-55DBRに分かれました。
DRとは東インド産ローズウッド製と言うことです。BRはブラジル産のローズウッドと言うことです。

このまま先ほど話した2004年のラインナップ変更まで行きましたが、
ついにLL-55Dと言うネーミングはなくなりLL-55DRはLL-66に、LL-55DBRはLL-86に
なったのです。しかしながら両モデルともトップはインゲルマンスプルースに変更されていましたし
LL-86のバックも2ピースハカランダになったのです。

僕がLL-86を弾いた感想は、LL-55Dとは音の感じが違いました。
僕はLL-55DR(バックは2ピースローズ)も持っていたのですが、その音に非常に似ておりました。
やはりバックが2ピースになったことにより55DRと86は同じ系統の音になったのかもしれません。

僕は旧LL-55DBR系は破壊的なほどの金属音でジャリンと鳴りました。
逆にLL-55DR系はどちらかといえば暖かみのある柔らかい音で鳴りました。

さて、このほどそのLL-66も値上がりしたらしく85万円が100万円になりました。
東インド産ローズモデルでこの100万円は異常に高いと思いますがみなさんどうでしょうか??


僕のLL-55Dは1996年製で、おそらくBRとRに分かれる前の最後の55Dだと思います。
a0083903_2141236.jpg

a0083903_21411945.jpg

a0083903_214137100.jpg

a0083903_21415482.jpg

a0083903_21421219.jpg

a0083903_21422482.jpg

a0083903_21424148.jpg


まぁ、このギターは絶対に売らないと思います。なぜなら僕がギターを始めた中学のときに本当に
夢にまで見た超憧れのギターだったからです。ですので今でもこのギターを弾くときはウキウキします。

それとこのギターは昔の70年代フォークのLPから聞こえてきたギターの音がします。
MARTINとは全く違う趣ですが僕にとってLL-55Dは必要なギターなのです。
[PR]